しあわせの花咲くコーチング

今回の帰省では、トータルで8名の方と、

ワークショップ＆パーソナルコーチングのセッションをさせて頂きました。

本当にありがとうございました。

それぞれの現実は様々ですが、

その根本には、たくさんの人が「あ～私も！」と思う、

共通の課題があることを強く感じましたので、

今回はそのことをシェアします

テーマはこれです！

「頑張って、努力してきた。良かれと思ってやってきた。

でも心身共に、疲弊した自分。心から喜んでいない自分がいる。

このパターンから卒業したい！」

今回はワークショップに参加されたAさんのお話を通して、

このテーマに迫ってみます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

 Aさん

「仕事でどうしても達成したい目標があったので、

今回は、コーチングで学んだ、

《アンテナを立てる》ことにチャレンジしました。

アンテナを立てて、お客さんの感じていること、望んでいることを、

十分にキャッチし、お客さんに満足してもらうように頑張った！

そして、見事成績は3倍アップし、目標を達成しました。

けれど、私は心身共にものすごく疲れた・・・

コーチングで、アンテナを立て、

相手を知ること、感じること、共に在ることの大切さを学んだけど、

自分がこんなに疲れるなんて、何か変ですよね・・・」

MITO

「アンテナはお客さんに向いていた？つまり外側に？」

Aさん　

「あぁぁぁ～！アンテナが自分に向いていなかった～」

私の今までのパタ―ンだ！

目標を達成することを最優先にして、

こうあらねばならない！の世界を創ってしまっていた。

自分の感情や、体調の変化に無関心で鈍感になり、

外側ばかりに気を使い、

自分がいつも心から楽しむ選択をすることを、忘れていた」

Aさんが今心から望んでいることは、

楽しく喜んで目標を達成することだったのに、

ついつい、古いパターンに入り込み・・・

つまり、目標達成や願望実現は、

自分の我慢や犠牲や苦しみの向こうにある！

という信念を現実化してしまったのです。

それにすぐに気付いたAさん

「私、細いアンテナのイメージでは弱いから、

これからは、自分の中心に「わたし柱」を立ててみます！

そして、自分が心から望んでいることをキャッチして、

楽々と目標を達成しま～す」

と、晴れやかな笑顔で宣言されました！

わたし柱を立てたAさん、

ますますパワーアップして、

更にお客さんを惹きつけていかれるに違いありません

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

Aさんの場合の「お客さん」という存在が、

あなたの場合は、パートナー、親、兄弟、子供、友達かもしれません。

相手が身近な人になるほど、

葛藤や苦しみも重くなります。

自分が良かれと思ったこと、

正しいと思ったことにも関わらず、

頑張ってきたのに、または、頑張っているのに、

自分の中に「違和感」「葛藤」「疲れ」を感じたら、

自分に問いかける時です！

私、何を我慢している？

こうあらねばならないと、思い込んでいることは何？

自分のどんな感情を無視している？

私が心から望んでいることって、何？

真剣に深く問いかけると、

心の奥の方で疼いていた、

さまざまな感情が少しずつ浮上してきます。

本当の自分の心の声を十分に聴いてあげて下さい。

また、自分が苦しくなったり、

人を苦しめてしまう現実を創り出した時、

「これだけ頑張っているのに、感謝されない」

「これだけ頑張っているのに、自分は苦しい」

こういう感情が出てきて、

自分がしてきた「自分無視」に気付くことができます。

そして、その「自分無視」はとっても苦しいので、

なんとかしたくなります。

「もうこのパターンから卒業する！」と、

心が叫ぶのです！

私の「！」「意」「新しい創造」が発動する時です！ 

そして、外側(人や環境）に向いていたにアンテナが、

少しずつ自分の内側に向いていきます。

水を差すようですが・・・

そう決意しても、

古いパターンを卒業して、

新しいパターンを創り出すプロセスで、

Aさんも、私もそうですが、

何度も何度も「またやっちゃった～！」を、

繰り返してしまうことを、前もって白状しておきます

古いパターンから、

私たちはなかなか自由になれないのです。

自分の中のしつこい思い込み、

常識や世間体に縛られた思考が邪魔をします。

自分の恐れやプライドが抵抗します。

でも、でも、でも！

もう古いパターンには戻れなくなります。

自分自身を大切にするステージ、

新しいステージを創造するにつれて、

自分や回りにも、

喜びやワクワクが増えていくことが、

心から実感できるから、

前に進まずにはおられなくなるのです！

諦めないで、

一歩づつ進むことが喜びになっていきます！　　　→→→　　　　

何度でも、一緒に、小さな卒業をお祝いしましょう！

MITO

写真は、いつも通る道の椎の木。

　この木の前に立つと、足元がワサワサしてくるよ！