「自分のために生きる」持田恭子さんのAmazon電子書籍に寄せて

Posted: 2017.9.21カテゴリー:コーチング&スピリチュアルその他♪ボイスマルシェ コメント:(0)

🌸しあわせの花咲くコーチングのMITOです🌸

 

 

「電話相談ボイスマルシェ」で、

 

仲良くさせて頂いているカウンセラー仲間の、

 

持田恭子さんが、

 

 

「自分のために生きる」

 

 

という電子書籍をAmazonから出版されました。

 

 

サブタイトルには、

 

「知的障害者のきょうだいが立ち向かう課題」とあります。

 

 

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恭子さんのお兄さんは、

 

ダウン症候群と中度の知的障害がありますが、

 

 

親でもない、当事者でもない、

 

障害者の「きょうだい」が、

 

 

直面している問題を丁寧に整理し、

 

その問題の起こる背景や、

 

そこから見えてくる社会と個人の抱える課題。

 

 

その課題をどのように乗り越えていくかまでを、

 

社会的制度や様々なサポートグループを紹介すると同時に、

 

 

恭子さん自身の葛藤や変化を、

 

リアルな体験談を交えて綴られています。

 

 

早々に読ませて頂き、

 

泣きました・・・

 

 

ぜひ読んで頂きたいので、

 

本の内容には触れませんが、

 

 

命への眼差しの深さに、

 

命の体験の深さに、

 

胸が熱くなりました。

 

 

_20170919_111940

(曼珠沙華 by MITO)

 

 

 

実は私の若い頃のことですが、

 

17歳の時に、地元の重度知的障害児の施設を訪れたことがきっかけで、

 

22歳から27歳までの6年間、

 

大変に重い知的障害を持った子供たちの施設で、

 

働いていました。

 

 

その時、私を突き動かすように湧き上がっていた、

 

「問い」を、

 

今でも鮮明に思い出すことができます。

 

 

それは、

 

「人の命(障害や病も含めて)の多様性って何?」

 

「人の各々の命の繋がりに境界線はあるの?」

 

 

という問いかけでした。

 

 

 

恭子さんの著書は、

 

私の今でも消えることのない、

 

その問いに応えてくれました。

 

 

「答える」と言うよりは、

 

私の両の手のひらに、

 

そっとそのエッセンスを、

 

置いてくれたような、

 

「応え」です。

 

DSC_2428

(灯り by MITO)

 

 

恭子さんの著書のタイトルは、

 

 

「自分のために生きる」です。

 

 

 

「自分のために生きる」

 

ことへの恭子さんの真摯な道のりこそが、

 

同時に、

 

障害を持ったお兄さんと共に生きることへの、

 

道のりなのだと思いました。

 

 

恭子さんは、

 

著書の「はじめに」に次のようにも書かれています。

 

 

『・・・障害を持つきょうだいでなくても、

 

誰もが何らかの課題を抱えていると思います。

 

「きょうだい」という言葉を「自分」に置き換えて読んでみたら、

 

何らかの共通点があるかもしれません。』(以上抜粋)

 

 

障害者を家族に持つきょうだいの方にはもちろん、

 

そうではない方にも、

 

是非手にとって頂きたい1冊です!

 

 

余談ですが、

 

恭子さんに会うと、

 

恭子さんとお兄さんと恭子さんのご主人との、

 

この3人の素敵で泣けて笑えるエピソードが聞けるのも、

 

私の秘かな楽しみです。

 

 

 

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しあわせ花は、今日もどこかで咲いていますね。

 

MITO~ 🌸

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